ロルの乙4対策 第4回

今回は危険物を取り扱うにあたって、消火設備について学んでいきます。

 

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<消火設備の種類と設置基準>

全ての製造所等には消火設備の設置が義務付けられている。

 

消火設備

消火能力

第一種

屋内消火栓設備

屋外消火栓設備

第二種

スプリンクラー

第三種

消火設備(粉末など)

第四種

大型消化器(持ち運べる大きなもの)

第五種

小型消化器、乾燥砂、膨張真珠岩、水そう(手で持ち運べる)

 

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消火が著しく困難な製造所等:第1-3のいずれか一つの消化設備+第四種+第五種

消火が困難な製造所等:第四種+第五種

その他の製造所等:第五種

 

→第四類危険物を取り扱う製造所等では第3-5種の消化設備を用いるのが適している。

 

<所要単位>

・製造所等の規模や取り扱う危険物に応じて消火設備がどの程度必要か算出するための基準

→構造、面積、数量によって変わる。

 

製造所・取扱所:耐火構造:延面積100m^2を1所要単位

 

 

製造所、取扱所

貯蔵所

耐火構造

延面積100m^2を1所要単位

延面積150m^2を1所要単位

不燃材料

延面積50m^2を1所要単位

延面積75m^2を1所要単位

 

危険物の数量:指定数量の10倍を一所要単位とする。

 

例:延面積600m^2、耐火構造の屋内貯蔵所で灯油20000Lを貯蔵している場合の所要単位:

 

600/150=4  灯油の指定数量:1000L   20000L/1000L=2

4+2=6所要単位

 

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<能力単位>

消火設備の消火能力を算出するための基準 (数字が能力単位) ex:A-1, B-2, etc.

A:普通火災

B:油火災

C:電気火災

 

能力単位と所要単位は同じになるようにする

 

例:B-2の消化器を3つ→能力単位は6

 

地下タンク貯蔵所と移動タンク貯蔵所の消化設備:

地下タンク貯蔵所:第五種を2個以上

移動タンク貯蔵所:自動車用消化器(第五種)を原則として2個以上

 

・警報設備:指定数量の10倍以上の危険物を貯蔵、取り扱う製造所等では義務付けられている(例外:タンクローリー=移動タンク貯蔵所)

 

自動火災報知設備、消防機関に報知ができる電話、非常ベル装置、警鐘、拡声装置

 

・避難設備

特定の給油取扱所では避難設備の設置が義務付けられている。

 

<全ての製造所等に共通する基準>

許可、届け出を行なった品名以外の危険物の貯蔵、取扱いはダメ

許可、届け出を行なった数量、または指定数量の倍数を超える危険物の貯蔵、取扱いはダメ

みだりに火気を使用しない

係員以外の者をみだりに出入りさせない

常に整理清掃を行い、みだりに空き箱その他の不必要な物件を置かない

貯留設備や油分離装置に溜まった危険物は溢れないように随時組み上げる

危険物のくず、カスなどは一日一回以上、危険物の性質に応じて安全な場所でその他適当な処置をする。

危険物を貯蔵し、取り扱う建築物その他工作物または設備は危険物の性質に応じて遮光または換気を行う

危険物の性質に応じた適正な温度、湿度、圧力を保つようにする

危険物が漏れたり、溢れたり、飛散しないように必要な措置を講じる。

危険物の変質、異物の混入等により、危険物の危険性が増大しないように措置を講じる。

危険物が残存しているか、残存している恐れがある設備、機械器具、容器などを修理する場合は、安全な場所において危険物を完全に除去する。

容器は危険物の性質に適応し、かつ破損、腐食、裂け目などがない者でないといけない

容器を転倒、落下、衝撃を加えたり、引きずるなどの粗暴な行為をしてはいけない

電線と電気器具とを完全に接続し、かつ火花を発する工具、履き物等を使用してはいけない。

危険物が保護液中から露出しないようにしなければならない

 

第一類

可燃物との接触、混合 / 分解を促す物品との接近、過熱、衝撃、摩擦 / 水との接触アルカリ金属の過酸化物の場合)

第二類

酸化剤との接触、混合 /炎、火花、高温体との接近、過熱 / 水または酸との接触鉄粉、金属マグネシウムの場合)/ 上記の発生(引火性固体の場合)

第三類

炎、火花、高温体との接近、過熱 / 空気との接触(自然発火性物品)/ 水との接触(禁水性物品)

第四類

炎、火花、高温体との接近、過熱/ 過熱、蒸気の発生

第五類

炎、火花、高温体との接近 / 過熱、衝撃、摩擦

第六類

可燃物との接触、混合 / 分解を促す物品との接近、過熱

 

 

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